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「厚生年金は高い」は大誤解!2026年、払った保険料が“実質2倍”で積み上がる最強の仕組み

こんにちは!社会保険労務士の原美香です。

最近ようやく春めいてきましたね。ここ福岡も少しずつ桜が咲き始め、子どもの送迎の道すがら、季節の移ろいを感じるのが日々の楽しみになってきました。

そんな希望あふれる春ですが、4月の新年度を前に気になるのが「給与明細の数字」

給与明細を見て、『あぁ、今月も結構引かれてるな…』と溜息をついたことはありませんか?実はその引かれたお金、『将来の自分への仕送り』なだけじゃないんです。

実はそれ、“半分損している見方”かもしれません。

というのも、厚生年金は単なる“老後の貯金”ではなく、会社負担つきの“最強の保障パッケージ”だからです。

給付金シリーズの締めくくりとして、今回は「老後(老齢年金)」を中心に、その本当の価値をわかりやすくお伝えします。


■ 2026年、年金は何が変わった?

「年金は70歳からじゃないともらえないの?」そんな声もありますが、2026年現在も原則は65歳から受給できます。

ただし今のトレンドは、“受給開始を自分で選ぶ時代”

  • 繰下げ受給:遅らせるほど増額(最大84%増)

  • 在職老齢年金:働きながら受け取りやすく

「いつからもらうか」は、これからのライフスタイル設計そのものです。


■ 国民年金と厚生年金、何がそんなに違うの?

厚生年金はよく「2階建ての年金」と言われます。

  • 国民年金=1階部分(最低限の土台)

  • 厚生年金=2階部分(上乗せ)

つまり、同じ老後でも“受け取れる額”が全く違うのです。

2026年現在、パート・アルバイトの社会保険加入も広がり、加入の有無で将来の年金額は月数万円単位で差が出ることも珍しくありません。


■ 実はこれ全部ついてる「最強パッケージ」

厚生年金の価値は「老後」だけではありません。いわば“人生まるごと守る保険”です

  • 老後の上乗せ

     払った分に応じて将来の受給額が増える

  • 障害への備え

     障害厚生年金は「3級」からカバー(国民年金より手厚い)

  • 遺族への保障

     遺族厚生年金で家族の生活を支える

※国民年金にはない『3級』の障害への備えがあるのが厚生年金の強み。少し体調を崩して『以前のようには働けないけれど、日常生活は送れる』という段階からサポートがある。この安心感は、住宅ローンや家族の生活を支える現役世代にとって、何よりのセーフティネットになります。


そして最大のポイントは保険料の半分を会社が負担。自分で1万円払えば、会社が1万円足してくれる。つまり、最初から運用益100%が確定している投資のようなもの。これ、個人年金では絶対不可能な『厚生年金だけの特権』なんです。


■ 会社ができる「最高の福利厚生」

経営者の皆さまへ。

従業員が「ここで長く働きたい」と思う会社には、共通点があります。

それは、“将来の安心が見えること”

  • 年金制度を正しく伝える

  • シニア世代の働き方を整える

  • iDeCoなどの活用もサポートする

こうした取り組みは、単なる福利厚生ではなく人材戦略そのものです。


■ 社会保険は「コスト」ではなく「武器」

「社会保険料が重い」そう感じる経営者の方も多いと思います。ですが現実は社会保険が弱い会社は、採用で確実に不利になります。

求職者はもう、見ています。

  • 将来守られる会社か

  • 安心して長く働けるか

社会保険は、「会社の信頼を可視化するインフラ」これをどう伝えるかが、これからの採用力を大きく左右します。


「老後のことは、社労士に聞けば安心だね」

そう言っていただけるよう、私も日々制度をアップデートしています。特定社労士への挑戦も、その一歩です。

年金や給付金は、バラバラに見ると難しいもの。でも、つなげて考えると「安心の設計図」になります。

一緒にそのピースを組み立てて、あなたにとっての“最適な未来”を描いていきましょう。

「うちの場合はどうなるの?」そんなときは、お気軽にご相談ください。


 
 
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