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年収の壁シリーズ①「お給料から引かれるアレ、何のためにあるの?」

更新日:2月17日

こんにちは!社会保険労務士の原です。 今週もお疲れ様でした!ようやく金曜日、ホッと一息ついている方も多いのではないでしょうか。
さて、今日は頑張って働いた自分へのご褒美(お給料!)を見るたびに気になる、あの「引かれているお金」の正体についてお話しします。
待ちに待った初めての給料日。胸をときめかせて給与明細を開いた瞬間、「あれっ、なんか少なくない!?控除額?なにそれ!」と思った経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まずは、お給料がどのような仕組みで計算されているのか、図で見てみましょう。


図の通り、総支給額(A)から、税金や保険料などの控除額(B)を引いたものが、実際に手元に届く「手取り額(C)」となります。

この控除額の中でも、特に大きな割合を占めているのが「社会保険料」です。「引かれるのは損」と思われがちですが、実はこれ、私たちを守ってくれる大切な仕組みなんです。


社会保険は「公的な支え合い」の仕組み

社会保険とは、病気、ケガ、老後、失業といった人生のリスクに対して、みんなで保険料を出し合い、必要な給付を受ける「公的な支え合い」の仕組みです。大きく分けて5つの種類があります。

  1. 健康保険:医療費の負担軽減や、出産時の手当など

  2. 厚生年金保険:老後、障害、死亡した際の年金保障

  3. 介護保険:介護が必要になった際のサポート(40歳以上)

  4. 雇用保険:失業時の生活保障や再就職支援

  5. 労災保険:仕事中や通勤時のケガへの補償

     


加入するメリットは?

「手取りが減るのは痛い…」と感じるかもしれませんが、社会保険には個人で民間保険に入るのとは違う、手厚いメリットがあります。

  • 労使折半:保険料の約半分を会社が負担してくれます(労災は全額会社負担!)。

  • 手厚い保障:病気で働けなくなった時の「傷病手当金」など、生活を守る仕組みが充実しています。

  • 扶養制度:一定の収入以下の家族がいれば、追加の保険料なしで健康保険に入れられます。


社会保険はいざとなった時、会社にとっても従業員にとっても、とても心強い味方なのです! でも「保険」なので、加入していなければその恩恵を受けることはできません。
では、どんな会社なら社会保険に入れるのでしょうか? 次回は、「社会保険の適用事業所(入れる会社)」の条件について詳しくお話しします。

「相談するほどじゃないかも…」そんな小さな疑問でも大丈夫です。
社会保険や給与のことで『これってどうなんだろう?』と思ったら、どうぞお気軽にご相談ください。




 
 
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